ホラー映画に興味はあるけれど、「怖すぎて最後まで見られない!」と思ったことはありませんか?
突然お化けが出てきたり、大きな音が鳴ったり、暗い場所で何かが動いたりすると、思わず目を閉じてしまうこともありますよね。
友達は楽しそうに見ているのに、自分だけ怖がっていると、ちょっと恥ずかしく感じる人もいるかもしれません。
でも、ホラー映画を怖いと感じることは、おかしなことではありません。
それに、ホラー映画は最初から最後まで見なければ楽しめないものでもないのです。
あらすじを読んだり、映画の解説を調べたり、怪物の作り方を知ったりするだけでも、ホラー映画の世界に触れることができます。
今回は、ホラー映画初心者や怖い映画が苦手な小学生・中学生に向けて、自分に合った楽しみ方を紹介します。
ホラー映画を怖いと感じるのはどうして?
人間には怖いものから身を守る働きがある
みなさんは、暗い部屋に一人でいるとき、少しの物音にドキッとしたことはありませんか?
例えば、夜中に廊下から「ミシッ」という音が聞こえたとします。
昼間なら気にならない音でも、夜になると「誰かいるのかな?」と不安になることがあります。
人間には、危険かもしれないものに注意を向ける働きがあります。
ホラー映画は、こうした人間の反応を利用して、観客をドキドキさせることがあります。
もちろん、映画の怪物や幽霊が本当に画面から飛び出してくるわけではありません。
頭では作り物だとわかっていても、映像や音に驚いてしまうことがあるのです。
怖いと感じる場面は人によって違う
ホラー映画には、さまざまな種類の怖さがあります。
突然大きな音が鳴るのが苦手な人もいれば、幽霊の顔を見るのが怖い人もいます。
ゾンビが追いかけてくる場面は平気でも、誰もいない部屋で物が動く場面が怖いという人もいるでしょう。
反対に、怪物が登場する映画は好きだけれど、人間同士が争う場面は苦手という人もいます。
つまり、怖さの感じ方は人によって違うのです。
友達が平気だからといって、自分も平気である必要はありません。
怖い映画は無理して最後まで見る必要がある?
途中で見るのをやめても大丈夫
映画を見始めたからには、最後まで見なければいけないと思っていませんか?
そんな決まりはありません。
途中で怖くなったら、見るのをやめても大丈夫です。
例えば、自宅で映画を見ていて、怪物が登場する場面が怖くなったとします。
そんなときは、一時停止して休んだり、別のことをしたりしてもかまいません。
怖い場面を無理して見続ける必要はないのです。
映画は楽しむためのものです。
怖さに耐えられるかどうかを競うものではありません。
友達に合わせて無理をしない
友達とホラー映画の話をしていると、「あの映画、全然怖くなかったよ!」と言われることがあるかもしれません。
そんなとき、自分も平気なふりをしたくなる人もいるでしょう。
でも、怖いものを我慢して見る必要はありません。
「自分にはちょっと怖すぎるかも」
そう伝えることも大切です。
また、友達が怖がっているときに、無理やり怖い映像を見せることもやめましょう。
お互いの苦手なものを理解することが、みんなで映画を楽しむための第一歩です。
ホラー映画は見なくても楽しめるの?
あらすじを読むだけでも物語を楽しめる
ホラー映画に興味があっても、実際の映像を見るのが怖いという人は、まずあらすじから読んでみましょう。
あらすじとは、物語の大まかな内容を短くまとめたものです。
例えば、「古いお屋敷に引っ越してきた家族が、不思議な出来事に出会う」という説明だけでも、どんな映画なのか想像できますよね。
映画の公式サイトや作品紹介には、ネタバレを避けながら内容を説明しているものもあります。
怖い場面を直接見なくても、登場人物や物語の世界について知ることができるのです。
解説記事を読むと映画のひみつがわかる
ホラー映画には、ただ怖がらせるだけではない作品もたくさんあります。
例えば、怪物が人間を追いかける物語にも、友情や家族の大切さが描かれていることがあります。
また、幽霊が登場する映画でも、その幽霊がなぜ現れたのかを考えることで、物語の意味が見えてくる場合があります。
こうした映画の内容を詳しく説明したものを「解説記事」と呼びます。
映画を見なくても、解説記事を読むことで物語や登場人物について知ることができます。
ただし、結末まで説明している記事もあるため、ネタバレが気になる人は注意しましょう。
ホラー映画の怖さを少なくする工夫はある?
明るい部屋で見る
ホラー映画を初めて見るなら、明るい部屋で見る方法があります。
部屋が暗いと、映画の世界に入り込んだような気持ちになることがあります。
反対に、部屋を明るくしておくと、周りにある家具や窓などが目に入り、映画と現実の違いを意識しやすくなる人もいます。
また、夜より昼間の方が安心して見られるという人もいるでしょう。
ただし、明るい部屋で見れば必ず怖くなくなるわけではありません。
自分が落ち着ける環境を選ぶことが大切です。
家族と一緒に見る
一人でホラー映画を見るのが怖いときは、家族と一緒に見る方法もあります。
怖い場面が登場しても、近くに話せる人がいれば安心できるかもしれません。
また、わからない場面があったときに、質問することもできます。
「今の怪物はどうやって撮影したのかな?」
「どうして急に音楽が止まったの?」
そんな会話をしながら見ると、映画の作り方にも興味がわいてくるでしょう。
もちろん、一緒に見る人も怖い映画が苦手な場合は、無理をしないでください。
音量を調整する
ホラー映画では、音が怖さを作り出す大切な役割を持っています。
静かな場面から突然大きな音が鳴ると、びっくりしてしまいますよね。
このように急な映像や音で観客を驚かせる演出は、「ジャンプスケア」と呼ばれます。
大きな音が苦手な人は、無理のない範囲で音量を調整してみましょう。
ただし、音を小さくしても怖い場面がなくなるわけではありません。
音量を下げすぎると会話が聞き取りにくくなることもあるため、自分に合った設定を探してみてください。
怖い映画の裏側を知ると楽しみ方が変わる?
怪物はどうやって作られているの?
ホラー映画に登場する怪物を見ると、本当に存在しているように感じることがあります。
でも、多くの怪物は特殊メイクやCG、人形などを使って作られています。
例えば、俳優の顔に特殊な材料をつけて怪物に変身させたり、コンピューターを使って不思議な動きを加えたりします。
こうした映画の作り方を知ると、怖い怪物にも別の見方が生まれるかもしれません。
「この怪物を作るのに、どのくらい時間がかかったのかな?」
「どうやって動かしているのかな?」
怖さだけでなく、映画作りの技術にも目を向けられるのです。
映画のメイキング映像を見てみよう
映画の撮影現場を紹介する映像は「メイキング映像」と呼ばれます。
そこでは、俳優が特殊メイクを受けている様子や、スタッフが撮影の準備をしている姿などを見られることがあります。
映画の中では恐ろしい怪物も、撮影が終わればメイクを外した普通の俳優に戻ります。
そんな裏側を知ると、映画がたくさんの人の工夫によって作られていることがわかります。
ただし、メイキング映像にも怖い場面が含まれることがあるため、内容を確認してから見るようにしましょう。
自分に合ったホラー映画はどうやって選ぶ?
まずは年齢区分を確認しよう
日本の映画には、G・PG12・R15+・R18+という4つの年齢区分があります。
Gは年齢に関係なく見られる区分です。
PG12は、12歳未満の人が見る場合に、保護者の助言や指導が必要な区分です。
R15+は15歳未満、R18+は18歳未満の人が見ることのできない区分です。
映画を選ぶときは、自分の年齢に合っているか必ず確認しましょう。
ただし、Gだから絶対に怖くないという意味ではありません。
年齢区分とあわせて、映画の内容も調べることが大切です。
怖さよりも物語に注目してみよう
ホラー映画を選ぶときは、どれだけ怖いかだけでなく、どんな物語なのかにも注目してみましょう。
例えば、幽霊が登場しても心が温かくなる作品や、怪物が登場しても冒険を楽しめる作品があります。
最初から強い恐怖表現のある作品を選ばなくてもかまいません。
少し不思議な物語や、お化けが登場する楽しいアニメなどから始める方法もあります。
自分が「面白そう!」と思える作品を選んでみましょう。
まとめ|ホラー映画の楽しみ方は一つじゃない!
ホラー映画には、人を驚かせたり、ドキドキさせたりするための工夫がたくさんあります。
しかし、すべての人が同じように怖さを感じるわけではありません。
怖い映画を最後まで見られる人もいれば、途中でやめたくなる人もいます。
そして、ホラー映画を楽しむ方法は、実際に映画を見ることだけではありません。
あらすじを読む、解説記事を調べる、特殊メイクやCGの作り方を学ぶ。
そんな楽しみ方もあるのです。
怖いと感じたら、途中で見るのをやめても大丈夫。
友達が楽しんでいても、無理に同じ作品を見る必要はありません。
大切なのは、自分に合った距離でホラー映画と付き合うことです。
怖さを我慢するのではなく、映画の物語や作り方に興味を持つことから始めてみませんか?
きっと、自分だけのホラー映画の楽しみ方が見つかるはずです。